本社工場・衛生設備

本社工場
2013年秋に稼働を始めた本社新工場は地上三階建てで、床面積も1700平方メートルと広くなりました。衛生面の設備を充実させながら、合理的な動線を確保して、安全性と効率化を高めています。

衛生整備・ウォッシュルーム
手洗い用のシンクとハンドドライヤーが並び、手早く手指を除菌できます。

衛生整備・作業者用エアーシャワー
両方向から特殊なノズルを通して広範囲にエアージェットが吹きつけ、効率よく除塵します。3人まで同時に使用することが可能。このほか、来訪者・見学者用には別途エアーシャワーを設けるなど、さらなる除塵の徹底に努めています。

衛生整備・二重ドア
要所には二重ドアを設置し、クリーンな環境を維持できるようにしています。

衛生整備・通路
広く、明るい通路。無駄のない動線を確保することが、作業の効率化と事故防止につながります。

衛生整備・防虫用カーテン
防炎性能も兼ね備えた防虫用カーテン。照明に含まれる紫外線をカットして、光に集まる虫を減らします。保温保冷や防塵、防風などにも効果があります。
各種製剤の製造
粉体や粉体を溶かした溶液を原料として粒体を製造する流動層造粒装置や、錠剤を製造する打錠機、カプセルを製造するハードカプセル充填加工機などを導入して、お客さまのニーズによりきめ細かく対応できるようになりました。

粉粒体の造粒
流動層造粒装置。下部から送る熱風で粉体を流動化させ、上部や壁面からバインダー液を噴霧して造粒します。

錠剤の製造
打錠機。粉粒体を臼と杵で圧縮・成型して、さまざまな形状・サイズの錠剤を製造します。

カプセルの製造
ハードカプセル充填加工機。ハードカプセルに粉末を充填し、カプセルとして成型することが可能です。充填速度の調整が可能なため、かなりの粘度のものまで製造できます。
粉体の充填
粉体充填は、主に粉末をアルミまたは各種ポリ袋に三方シールをおこない、連続的に分包していきます。また、粉体を缶に充填したり、シール包装した商品をさらに缶に封入することにも対応できます。

小容量粉体充填機(三方シール機)
粉体を0.5~20gの範囲で充填包装することが可能です。

中容量粉体充填機(三方シール機)
粉体を10g~70gの範囲で充填包装することが可能です。

大容量粉体充填機
粉体を最大1kgの範囲で充填包装することが可能です。
- 粉体充填機101号(3台)
- 粉体充填機101号変型タイプ(1台)
- 粉体充填機303号[オーガータイプ](2台)
- 製函機(1台)
錠剤・カプセルの充填
錠剤やカプセルにはさまざまな形状やサイズがあり、用途に応じて各充填室を分離してあります。また構成を可変なものに設定して、お客様のニーズに柔軟に対応できるようにしています。他社では敬遠されがちな異種混合も承ります。

錠剤・カプセル等の異種混合充填
錠剤・カプセル充填機。1~7種類の錠剤やカプセルを同時に1分包にフィルム包装できます。

錠剤・カプセル等の計数と充填
錠剤・カプセルの計数機。容器は瓶や袋、缶等に対応できます。
- 充填機101変型タイプ(異種混合)
- 計数機(3台)
- 錠剤定数包装機
液体の調合・充填
液体充填は、ドリンク剤、清涼飲料水などを中心に、フィルム容器やポリ容器、ガラス瓶の充填包装をおこないます。

液体の調合・攪拌
液体調合攪拌機。スチーム加工タイプで、加熱しながら液体原料と粉体原料の攪拌混合ができます。ゼリータイプも対応可能です。

液体の充填包装
フィルム充填包装機。調合攪拌機で製造した液体やゼリーを、アルミや各種ポリフィルムに三方シール充填で連続的に包装します。最近は三方シール充填による製品が携帯性に優れて飲みやすいと、消費者の人気を集めつつあります。

液体の充填包装
- 液体調合攪拌機
- フィルム充填包装機(1台)
- 瓶充填包装機(3台)
包装とラベリング
包装室では、各充填室で充填した商品の包装をおこないます。充填品は、それぞれの梱包形態によって、賞味期限の印字、ラベル付け、化粧箱詰め、シュリンク、段ボール詰めなどが施されます。
- 印字機
- ホットプリントタイプ(3台)/インクジェットタイプ(1台)
- 包装機
- シュリンク包装機(3台)
- シール機
- インパレスタイプ(6台)、バンドシーラー(2台)
- その他計量機
- 製品及び原料検査
- 一般生菌および大腸菌群の検査が可能です

ボトル用ラベラー(押印装置付き)
さまざまなサイズのボトルにラベルを巻き付けます。

インクジェットプリンター
外箱に製造年月日や有効期限、シリアルナンバーなどを印字します。

箱詰め作業
入念にチェックをし、心を込めて製品を送り出します。